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2008年12月 5日 (金)

青森私鉄めぐり・2

 遅筆な私なもので、仕事がなかなか片付かず、ブログが放置状態が続いています。ホントは原稿かかなきゃいけないのですが・・・、まぁ、そっちばっかりしていても、ねぇ・・・。

 青森私鉄めぐりの続きです。

 前日の夜は青森市内にて参加者でささやかな祝宴をあげ、朝はゆっくりと・・・

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2008.7.20 津軽線油川~津軽宮田間 1レ 寝台特急「北斗星」 (4:34頃)

んな別けなく、3時起床、3時半出発でこの時期しか撮影できない夜行列車の撮影に出たのでした。前日もロクに寝ていないのに・・・。

 「北斗星」のヘッドマークが付いたED79を正面から撮りたかったのですが、ここに着いて間もなく踏切が鳴ってしまいました。曇り空のお陰で露出がありませんでしたが、テールサインだけでも写し止めようとカメラを振ってみたら、それなりに満足のいく写真になってくれました。

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2008.7.20 津軽線油川~津軽宮田間 202レ 急行「はまなす」 (5:35頃)

 そして目的の急行「はまなす」です。・・・多分、ED79、初めて撮ったかも・・・。

 急行列車自体、夜行列車自体、そして客車自体が貴重となってしまった今日、この「はまなす」は客車急行列車という大変貴重な存在です。東日本管内から14系座席車が引退してしまっていますので、久しぶりに14系座席車を撮りました。

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2008.7.20 津軽線油川~津軽宮田間 322D

 急行「はまなす」の続行でやって来た津軽線の普通列車。キハ40のみの4連です。両運転台車のみで組成しているのも珍しいのではないでしょうか。

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2008.7.20 津軽線油川~津軽宮田間 3098レ

 ホテルに帰って朝食を・・・と思っていたのですが、どうもED79重連の貨物が来るとのことなので、それまで待ちました。後から来た連中が早朝なのに声を抑えずしゃべっていて非常に感じが悪かったのですが、その声が一番でかかった親父が

「79の更新ガマ重連」

とか宣って居るんです。もうね、b(以下略

一応記載しておきますが、ED79型50番代はJR貨物が新製した機関車で、新製当初からJR貨物カラーを纏って登場した機関車です。

 JR貨物カラーの正統なED79型50番代重連を美味しく頂いて、ホテルに戻りました。

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2008.7.20 五能線五所川原~陸奥鶴田間 3825D

 ホテルで朝食を頂き、五所川原へ向かいました。五所川原付近で五能線の列車が直ぐ来ることに気がついたので、適当に場所を探して撮影しました。たまたま、首都圏色のキハ40が編成に組み込まれていました。わざわざそうしているのかどうかは知りませんが、大抵は同じ首都圏色のキハ48と組んで使用されています。そういえば、秋田の首都圏色のキハ40を撮ったのは初めてです。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区

 この日のイベントは、まず五所川原での車庫見学からでした。出迎えてくれたのは、DD351+ナハフ1202+ナハフ1203の編成でした。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 DD351(上) DD352(下)

 DD351は昭和32年製、DD352は昭和34年製、両者とも新潟鉄工所製です。基本設計は同一の35t機で、液体式変速機はDFN115と同じとしながら機関は異なり、DD351はDMH17BX(180PS)を2機、DD352はL6FH14AS(220PS)を2機で、これによる排気管の取り回しが異なっている(キャブ中央に排気管が通っている方がDD352)ため両者の区別は付き易くなっています。

 DD351は、以前、燃料漏れやエア漏れなどで殆ど使用できる状態ではありませんでしたが、数年前に完全修理をして使用できる状態にしています。ただその後、しばらくして逆転機の調子が悪くなってしまったそうで、使えないことはないそうですがDD352の方が出力もあるため殆どDD352の方が使用されています。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 DD351(左) DD352(右)

 こうして2台並べると、その違いが良くわかります。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 ナハフ1202

 ナハフ1200型です。これは昭和3(1928)年に川崎造船が製造した元西武鉄道の151系(151系は最終形式で、登場時はクハ600形)で、ナハフ1202は元クハ1155、後ろのナハフ1203は元クハ1158、一足先に廃車となったナハフ1201は元クハ1157を改造した客車です。連結面と客用扉の間に檄狭い運転台があったことになっているのですが、まったくもって想像できません。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原 ナハフ1203車内(津軽中里側から津軽五所川原側を見る)

車内の造りも、時代を感じさせます。ちなみにこの車両、かつて地元の路線を走っていた車両です。想像できませんが。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 オハフ33 1

 オハフ33 1です。オハフ33でも戦後型のもので、戦前型と比べて車端部にかけての絞りがないのが特徴です。ストーブ列車用客車としてこのオハフ33 1のほかに、オハ46 2とオハ46 3がいましたが、

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 オハフ33 1

オハ46 3は引退してしまったようです。五所川原駅ホームに据え付けられて、団体用の臨時待合室として利用されています。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 キハ22029(上) キハ22027(下)

 キハ22029とキハ22027です。国鉄キハ22の数少ない生き残りです。キハ22029は昭和38(1963)年12月26日に富士重工業で製造された元キハ22 228、キハ22027は昭和37(1962)年11月6日に富士重工業で製造された元キハ22 156で、キハ22 156は秋田内陸縦貫鉄道に貸し出された経歴をもつ車両ですが、残念ながらキハ22027は一足先に除籍(検査表記は13年11月)されています。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 キハ22029車内(前位側から後位側を見る)

とある雑誌記事ではワンマン改造の際に便所を撤去、車端部のシートをロングシート化されたとありますが、実際にはそのような改造はなく、原型を良く保っています。貴重な車両なので、このまま残して欲しいのですが・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 キハ2209(左) 津軽21-102(右)

・・・かたむいているようにみえるのは、ぼくがつかれているせいだよね・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 タム501

 タム501。津軽中里への軽油燃料輸送用ということらしいが、津軽中里での給油は行わないので用途が全く不明。さらにちゃんと車籍があって、いまだ本線を走行できるのがすばらしい・・・。多分、日大新鉄で貸し切りした時以来、走っていないのじゃないかなぁ・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区 キ101

 除雪貨車キ101。除雪作業にはモーターカーがあるので、まず動くことがないようです。小坂鉄道が終わってしまったので、除雪貨車とディーゼル機関車の組み合わせができるのは、ここ津軽鉄道だけなのですが・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原機関区構内

 ・・・とても平成とは思えない光景・・・。

きりがないので、撮影会の写真はこの辺で。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽飯詰~毘沙門間 101レ

 撮影会を堪能した後は、チャーター列車の撮影です。まずは、DD352+オハフ33 1+キハ22029の編成です。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽飯詰~毘沙門間 101レ(後追い)

ほんとはキハ22+津軽21で走る予定だったのですが、キハ22の機関が始動しなかったそうで、協議の結果、このような編成になったそうです。まぁ、こう撮ればキハ22が先頭に走っているように見える!?

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2008.7.20 津軽鉄道嘉瀬駅 101レ

 普通に走っていたら、嘉瀬駅の踏切で引っかかりました。本来なら光線状態が良くない位置なのですが、曇り空なのであまり関係なく撮っています。

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2008.7.20 津軽鉄道芦野公園~川倉間 101レ

 予定していたもうひとつのポイントはここにしました。

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2008.7.20 津軽鉄道芦野公園~川倉間 101レ(後追い)

 ちなみに、オハフ33の方が定期一般車、キハ22の方がチャーター車になっています。チャーター車の方は、ツアー参加者の録音機材が積み込まれているので窓を開けていないのですが、こうしてみると、違和感がありますよね・・・。それからこの列車、たまたま津軽鉄道に乗車するツアー団体が乗り合わたそうで、偶然にも旧型客車に乗れて喜んでいたそうです。

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2008.7.20 津軽鉄道深郷田~津軽中里間 101レ

 私も録音機材をキハ22に乗せていたので、テープ交換で津軽中里に向かったのですが、意図せず列車を抜いてしまったようで・・・。おまけのつもりだったのですが、意外に悪くないカットになりました。

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2008.7.20 津軽鉄道大沢内~川倉間 102レ

 折り返しは、田んぼが美しいこのポイントにしました。編成は機関車を機回しするだけでなく、キハ22を最後尾にするために入れ換えまでしています。そのまま、機回しだけして戻ってきても良かったように思うのですが。

ちょっと、編成の長さの感覚が掴めず、ちょっと右に振って修正したら見事、機関車と電柱が被ってしまった・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽飯詰~五農校前間 102レ

 移動途中で天気が回復してきました。順光になるところはここしかないと、このポイントに来ました。またもや編成の長さが掴めず、両端がカツカツに・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津五農校前駅 102レ(後追い)

 後ろに国道101号線のバイパスが出来て、岩木山バックを撮るときに邪魔になるようになってしまいました。昔、キハ2400重連+オハ46なんて編成を、岩木山を入れて撮ったことがある思い出のポイントでもあります。

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2008.7.20 津軽鉄道津五農校前駅 102レ(後追い)

 こうして後追いを撮ると、確かにキハ22が後ろに連結していてくれた方が良いですね。

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2008.7.20 津軽鉄道毘沙門~嘉瀬間 103レ

 お次のチャーター列車は、DD352+ナハフ1203+ナハフ1202+オハフ33 1の客車列車です。先ほどの晴れは、あれで終わりのようです・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道毘沙門~嘉瀬間 103レ

 ズームでもういっちょ。今回は、ナハフ1203とナハフ1203がチャーター車、オハフ33 1が定期車となっています。

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2008.7.20 津軽鉄道川倉大沢内 103レ

 先ほど、102レを撮ったポイントに戻ってきました。雲は厚くなりましたが、列車が来たときに不意に日が差しました。美しいですね、客レ・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道川倉大沢内 103レ(後追い)

 ここを選んだのは、こうして後追いもできるので選んでいたりしています。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽中里駅

 また、テープ交換で津軽中里駅へ行ったら、丁度、着回しをやっているところでした。こうした作業も、普段、なかなかお目にかかれません。

ちなみに、テープ交換で駅に入るために入場券を求めた際に、切符地紋手ぬぐいなるグッツを発売してしまいました。

http://tsutetsu.web.infoseek.co.jp/img/service/shopping/syouhin/d-015.jpg

http://tsutetsu.web.infoseek.co.jp/img/service/shopping/syouhin/d-016.jpg

これは流石にウタれました。1本500円なのでお手軽に買えます。2色あるので、1色ずつと、使う用に1本、合計3本買ってしまいました。中身は日本手ぬぐいで、端はただ断ち切っただけなので、使う用は端を縫ってほつれないようにしてカメラバックに入れて使っています。

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2008.7.20 津軽鉄道深郷田~大沢内間 104レ

 返しの104レは、定番の俯瞰から。

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2008.7.20 津軽鉄道深郷田~大沢内間 104レ(後追い)

 結構、交通量の多い道路なのですが、上手く車が途切れたのでおまけの後追い。

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2008.7.20 津軽鉄道毘沙門~津軽飯詰間 104レ

 線形がおもしろくてつい来てしまうのですが、いつも今ひとつの絵にしかならないポイント・・・。普通に横に回れば綺麗な編成写真になるのですが、つい・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道毘沙門~津軽飯詰間 104レ

 うん、カツカツ過ぎ・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道毘沙門~津軽飯詰間 104レ(後追い)

 最後に消化不良したようです。・・・なんか、ナハフ1203とナハフ1202が、異様にずれているように見えるのは疲れているせいなのでしょうか??

 録音機材を回収して、日大新鉄でお世話になって以来、五所川原の定宿と化していてる旅館「たなべ」へ。相変わらずセンスが理解できないおばちゃんも元気でした。

 この晩は、お世話になった津軽鉄道の職員の方々と参加者の懇親会がナハフ1203のなかで行われるので、切符地紋手ぬぐいを早速使ってひとっ風呂浴びてから会場入りしました。2日連続で呑んでいるような気がするのは、多分、気のせい。

 とてもブログには書けない発言がいっぱいあって、大変楽しいひとときでした。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原駅

 まぁ、こういう流れになるのは、酔った勢いのお約束というモノで。でも、なぜかみんな真剣・・・。

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2008.7.20 津軽鉄道津軽五所川原駅

 流石に今日はハッスルし過ぎたので、このカットで引き上げました。

 宿に帰ると、メロンやら桃やら出てきて、おばちゃんの話に付き合わされるハメに・・・。悪い人ではないのでこっちもなかなか話を切れず・・・。居眠りをする訳にもいかず・・・。なんとか途中で開放してもらいました。

 布団に入ったら直ぐに寝てしまいました。

 まだ続くんです。

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