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2008年11月

2008年11月 7日 (金)

青森私鉄めぐり・1

 11月に入り、だいぶ秋も深まりつつありますが、ブログの鉄ネタは順番に公開していっていますので、季節と同期していません・・・。

 さて、7月に某団体貸し切りツアーに参加してきました。3日間で3路線それぞれツアー列車を走らせて、それをレンタカーで撮影巡りをするという、なかなかボリュームのあるツアーでした。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 初日は十和田観光電鉄です。 まずは、元東急デハ3650形のモハ3603がやって来ました。正面の行き先が「雪が谷大塚」になっているのは貸し切りならではの遊びです。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 この貸し切り列車は、定期列車の合間を縫って運転されました。定期列車に充当されている車両も、元東急の7700系です。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 お次は、モハ3401がやって来ました。モハ3606の方は東急時代の塗色に戻されていますが、こちらは自社発注車なので十和田観光電鉄オリジナルカラーです。ちなみに、私が以前訪れた時はこの車両が定期列車で使用されていた時でした。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 次は、モハ3401がトラ301を牽いてきました。かつてこのような編成があったかどうか、私はよく知りませんが、ローカル私鉄らしい編成です。「貨」のマークは主催者が用意したもののようです。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間 (後追い)

 後追いです。トラの車両長が短いので、後追いの方が判り易いですね。三沢駅は行き止まり式の駅なので、トラをどうするのか疑問だったので主催者に聞いてみたら、なんと手押しで入れ替えをするとのこと。職員と主催者が協力して入れ替えをするとのことだったので、折角なので手伝ってきました。なかなかないですよ、トラを押せるなんて。

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2008.7.19 十和田観光電鉄三沢~大曲間

 トラ押しした後、戻ってくる電車を別のところで撮影しました。トラは別列車で戻ってくる予定なので、モハ3401単行で戻ってきました。こんどは「貨」のマークではなく「急」のマークを付けていました。この「急」のマークも、主催者が用意したもののようです。しかし、あまり電化区間を撮りなれていないものですから、どうしてもパンタグラフを串刺しにしてしまうんですよね・・・。

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2008.7.19 十和田観光電鉄柳沢~七百間

 撮影のためにダイヤを寝かせていることから、簡単に追い抜いてしまいました。横がちばかりだったので、正面がちに狙ってみました。「急」のマークはどこかで外されたようです。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 撮影場所を有名な俯瞰ポイントに移動しました。やって来たのは両運転台車に改造された元東急の7200系、モハ7305です。7200系は2両在籍しているのですが、普段、あまり定期列車に充当されていないようで、走行写真が撮れる機会が少ないのだそうです。どん曇りから日差しが出て来るようになりました。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間 (後追い)

 今日のメインディッシュというべき電気機関車を連結した混合列車です。十和田観光電鉄カラーで揃った美しい編成です。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間

 そして、折り返し列車は先ほど切り離して三沢に置いておいたトラを連結して戻ってきました。日が差してくれて条件は良くなってくれたのですが、先頭の電気機関車のパンタグラフに架線柱がかかってしまいました・・・。電化区間はこれだから・・・。

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2008.7.19 十和田観光電鉄大曲~柳沢間 (後追い)

 上手い具合に車の流れが止まったので、後追いもできました。いやはや、なんという編成なんでしょ。(笑) 今日の貸し切り列車は、この列車で終了となりました。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 貸し切り列車運転終了後は、車庫のある七百で撮影会となりました。普段、立ち入れない場所での撮影会は、ツアーならでは特権というべきでしょうか。検修庫の中には、先ほど走行していたモハ3603と、台車を抜かれたモハ7703がいました。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 まずは、モハ7305から。行き先幕と種別板は、これも主催者が用意したものの様です。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 次は、モハ3401とトラ301。電気機関車を切り離してそのまま移動しているので、先ほどの走行時の組み合わせとはトラの連結位置が逆となっています。これで両方撮影できました。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 次は、ED301とED402の重連です。どうしてもED402に架線柱がかかってしまうのは、スペースの問題から仕方がないようです。それにしても、ED301のパンタグラフは碍子の取り付け位置が変わっていますね。電気機関車は工事用と除雪用に残されていると聞いていたのですが、ED301のスノープラウがありません。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

ちゃんと外されて置いてありました。その時期になったら取り付けられるのでしょう。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 最後にED301を切り離して、ED402単機です。こちらはスノープラウが取り付けたままとなっています。よく見ると、連結器中心位置よりスノープラウが前に迫り出しています。なるほど、ED301のスノープラウが外されているのは、重連にした際に干渉を避けるためのようですね。なお、機関車が2機とも残されているのは、除雪出動時にどちらかが故障したときでも影響を出さないようにするため、なのだそうです。でも、ここってそこまでの頻度で除雪列車を走らせるほど降雪がないような気もするのですが・・・。

 これで、本日の予定は全て終了。車両をどうやって仕舞うのか、4~5名で協議していたので、入れ替え作業を見ていたかったのですが、この日は青森泊だったので、そこそこに引き上げました。

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2008.7.19 十和田観光電鉄七百

 余談ですが、検修庫の向かいに変電所があります。これが松の植木と相まって、なかなかの味を出しています。ホームからも見えますが、職員駐車場からも覗けますので、一見の価値はあると思いますよ。

 それから、十和田観光電鉄では貸し切り列車の募集を常に行っています。

http://www.railfan.ne.jp/toutetsu/

↑上記サイトに詳細の記載がありますので、興味のある方は問い合わせてみては如何でしょうか?なお、モハ3401とモハ3603の乗車しての貸し切り運転は、ブレーキの問題からモハ3401とモハ3603を連結した2両編成になるようです。単行運転は、あくまで撮影用限定のようです。

 さらに余談です。

 青森に向かう途中で、南部縦貫鉄道の終着駅のあった七戸のさかた温泉に寄りました。南部縦貫鉄道撮影に訪れたとき入った以来、およそ10年振りになるのですが、あの時のままで懐かしく思いました。そして、バイパス開通で営農大学校前付近の変貌振りに驚き、それ以外は駅舎がなくなった意外はあまり変わらない南部縦貫鉄道廃線跡を辿りながら、みちのく有料道路経由で青森に向かいました。

 つづきます。

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