四国録音の旅・3
実は、10月16~18日で四国に行っていました。キハ58系高知車の廃車回送と、キハ58とキハ65の松山車(国鉄色)を使用したリバイバル急行の撮影が目的だったのですが、この話は後日と言うことで、まだ両者が現役だった頃の話です。長々と空白期間のあった四国録音の旅もやっと最後です。
前日、大手町駅での撮影および録音の時から調子がいまひとつで天気も雨となってしまったので、予定としてはキハ58・65松山車の最後の運用となっていた、松山627~627D~八幡浜834-952~632D~松山1151の撮影を諦め、録音に徹することにしました。目的の列車の先回りをするつもりで4時起きだったのですが、再びギリギリまで寝ること・・・。
松山806発の特急「いしずち1号」に乗車。八幡浜へ。
2008.5.10 予讃線八幡浜駅 キハ58 216(前)+キハ65 69(後)
キハ58・65松山車にご対面。留置線に留置しているキハ58・65の機関音を録音。そして形式写真を撮影していたのですが、
2008.5.10 予讃線八幡浜駅 キハ58 216(前)+キハ65 69(後)
八幡浜911着の4915Dに使用したキハ32がキハ58の脇に転線してきてしまいました・・・。
キハ58の方は折り返しの「松山」行きになっていますが、こちら側はキハ54が併結されるので「八幡浜」行きのままとなっていました。この姿を見るのも最後なんだなぁと思ったのですが、実際にその通りになってしまいました。
キハ58・65が充当される632Dは、キハ54の単行が宇和島を843に発車。八幡浜に939に到着したあと、キハ58・65がキハ54の前に転線して連結。3両編成で松山まで向かいます。
連結音を録音してからキハ65に飛び乗って、伊予大洲まで水平対向式のDML30HS機関サウンドを録音しつつ、わずか20分間ほどですがキハ65を堪能。幸い、キハ65には乗客が皆無でバッチリ録音できました。
伊予大洲では近くのコンビニで食料を調達した後に、1050発の特急「宇和海5号」で宇和島へ。宇和島からは今回の目的のひとつである「清流しまんと号」に乗車。本来ならトロッコ乗車区間で録音がしたかったのですが、この後に予定があるために、列車交換となる伊予宮下までの間でトラの音を“採取”。宇和島1254発の特急「しおかぜ22号」に乗車するために伊予宮下で対向列車に飛び乗って宇和島に戻りました。
2008.5.10 予讃線宇和島駅
宇和島に戻って、今回の録音旅行の予定はすべて完了。トロッコ車の音が録音できるかが不安だったのですが、なんとかなったので胸をなで下ろしました。
特急が来るまでの間、ぼ~っとしていると宇和島1222着の4917Dが入線してきました。ここまでは別段、なんてことがないのですが、なんとそのまま駅構内で給油を始めたのでした。給油は一旦引き上げて区所などで行うものだと思っていましたので、びっくりしました。係のおじさんに話を聞くことができたのですが、ここでは別段普通なことなのだそうです・・・。
それとびっくり話をもうひとつ。乗車した特急「しおかぜ22号」、松山で「いしづち」編成と「しおかぜ22号」の増結車を連結するのですが、てっきり増結編成を先に入線させ、基本編成をあとから入れるのだとばかり思っていたのですが、実際は基本編成が先に入り、そして増結編成が連結面を頭に誘導要員の旗振りおっちゃんを乗せて進入してきたのにはウタれました。このご時世、旗振りおっちゃんを乗せて連結面を頭に駅進入をやっているなんて、ここJR四国くらいなんじゃないでしょうか?いまだ、国鉄時代が色濃く残っているんだぁ~と思いながら四国を後にしました。
駆け足な四国旅行でした。
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