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2008年10月14日 (火)

四国録音の旅・2

…また、色々イロイロいろいろとあって、ブログの更新が滞っていました・・・。

 JR四国のキハ58・28・65も、今月の15日で定期運用終了ということで、やはりこの時が定期運用の撮影、乗車が最後となってしまうようです。詳細はJR四国のHP、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/08-08-25/01.htmを参照してください。

 それでは続きを。

 前日、高知に22時47分に到着。そして今日はシャッターが開く前の高知駅。キハ58・28+キハ54の4連の733Dをスイッチバックの新改駅で撮影するため、始発の高知5時27分発阿波池田行きに乗るために早めに駅に行ったら、まさかシャッターが閉まっているとは思いませんでした。開くのを待っている間に、上から機関起動音が・・・。録音したかったなぁ・・・。
 シャッターは無事、列車発車10分位前に開き、ホームに上がると始発の226Dはキハ32の2連。ほぼ慣例的に先頭の方に乗車したのですが、どうも後ろ1両は回送扱いのようで、貫通幌などはつなげているものの、料金箱で仕切られ扉も開けていない様子。
 私以外に2名ほどの乗客を乗せて定刻に発車。キハ32の車内はロングシートなのですが、車内のひとが少ないのと、ここで食べ損ねると昼近くまで食べられない可能性があったので、ここでコンビニで買ってきたパンを頂く。やっぱり、ロングシートで食事をするのには抵抗があるなぁ・・。

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2008.5.9 土讃線新改駅 223D (2枚とも)
 昨日、キハ58・28で通った新改駅で下車。乗車してきたキハ32の2連がスイッチバックして出発して行くのを撮影。この223Dが土佐山田で交換してくるのが目的の733Dで、733Dが新改7時丁度発なので、小一時間ほど待つ。

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2008.5.9 土讃線新改駅前
 新改駅と言えば秘境駅のひとつで、駅前には元商店とおぼしき廃屋、ホーム引き上げ線と本線との線間と、ポイント付近にそれぞれ一軒ずつ人家がある(手入れがされていると思われるので、おそらく人が住んでいる?)だけで、まわりは見渡す限り山に囲まれた美しい場所・・・と書きたいところなのですが、

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こういうのがあるんです・・・。ただ焼くだけの焼却炉の形状、積み上げた土砂の土留め方法、そして物々しく役人立ち入り禁止の看板から察するに、まぁ、まともな業者ではないのは確かでしょう。以前、車でこの駅に来たことがあるのですが、ここまでのアプローチの道は当然狭いのですが、そんなのお構いなしにダンプが来たりします。そして、いい加減な土留めにより道に土が流れ出しており、車は畦道を走ったかのようになってしまいました。この土盛り部分は、JR用地近くまで至っており、この車で来たときにはJRの保線職員が現場の確認作業を行っていました。私の推測の域を出ないことですが、事故につながらないことを祈るばかりです。

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2008.5.9 土讃線新改駅構内(本線側)

 さて、新改駅の方に話を戻しますが、駅ホームはホーム引き上げ線のみなのですが、本線側にもタブレット収受のために使用されたと思われるホームが残されています。通過用なので僅かな長さしかありません。それと、もうひとつ特記しなくてはならない事項があります。それはこの駅のトイレ、水洗なんです。つい、秘境駅ということからポットン便所を想像していたのですが、ちょっとびっくりしました。多分、汲み取り車が入ってこれないとかの事情があるのでしょう。

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2008.5.9 土讃線新改駅舎内(2枚とも)

 駅舎内には通常の時刻表の他に、通過列車の時刻表と、10分以上停車する列車の時刻の掲示があります。列車撮影には大変助かる掲示です。

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2008.5.9 土讃線新改駅 733D

  そんなこんなしているうち、時間通りにキハ54を先頭にした733Dがやってきました。平成20(2008)年3月15日ダイヤ改正前までは、この733Dはキハ54の連結位置が阿波池田方だったのですが、改正後、高知方に変更になってしまいました。キハ58・28が先頭なら他のところで撮影したのですが・・・、新改駅での撮影は苦肉の策だったりします。

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2008.5.9 土讃線新改駅 733D(4枚とも) 

 引き上げ線に一旦引き上げ、車掌が前方確認しながらホーム引き上げ線に進入してきます。さっき乗ってきた233Dの様にワンマン列車の場合は、前方監視要員がいないため運転手がエンド交換を行って引き上げ線に進入しています。乗車するために直ぐに機材を畳んでしまったために撮り損ねてしまいましたが、運転手もちゃんと窓から顔を出して後方確認を行っています。

 スイッチバックで入ってきた733Dに飛び乗って移動しました。
 昨日と同様に、キハ58・28の編成がうねうねするのを見たかったので、最後部車両に移動。幸運にもデッキよりのロングシート部分が空いていたので、シート脇に荷物を置いて「さぁ」って時に車掌さんが車掌室から出てきて荷物を網棚に乗せるように言われました。これから混雑するからということなので、しぶしぶ重いカメラバックと三脚を網棚に。重量があるのと、ものがものだけに万が一落下したら大変なのでいつも乗せないのですが、車掌指示だからしかたがない・・・と思っていたら、土佐山田駅から大量の学生が・・・。・・・なるほど、だから4連なんですね。。。
 高知駅に近づくほどに混雑が酷くなり、高知駅を過ぎても混雑状態は変わらず、ちょっと降りられるか心配になっていたところ、高知商業前駅、朝倉駅でだいぶ降りてくれたので、目的地の枝川駅ではなんとか下車することができました。実は、ちょっと録音することも考えていたのですが、それどころではなかったですね・・・。

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2008.5.9 土讃線朝倉~枝川間 735D(後追い)
 伊野から高知へ戻る734Dは撮影地が全然ないのですが、幸い?曇ってきてくれたので、本来なら側面に日が回らないこのポイントを選択。場所は地図を参考に、国道から入ってきて右に車のスクラップ工場、左に木材チップ加工工場(?)のある道の突き当たり、住宅の裏手がポイントなのですが、その右手の家に優秀な番犬が居ますので、左手の家を回り込むように線路脇に上がります。線路脇に近づき過ぎると危険ですし、前に出すぎると優秀な番犬が反応しますので、加減してください。・・・正直、あまり勧められません。

 枝川駅から徒歩15分くらい。国道33号線に土佐電の伊野線が走っていますが、枝川から2つ目の八代通と3つ目宇治団地前の丁度中間で、歩いた方が早いと思います。

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2008.5.9 土讃線朝倉~枝川間 734D

 734D撮影後は、国道を走る土佐電伊野線の宇治団地前から高知駅へ。基本的に伊野線はごめん行きしかないので、乗り換え券を貰ってはりまや橋で乗り換える必要があります。また、はりまや橋では高知駅行きの電停が少し離れているので、重い荷物を持っているときはちょっと煩わしいです。

 高知駅からは「なんごくエクスプレス」で松山へ。かつては山道をひたすらに走っていた「なんごく号」が、高速道路開通によって高速道路経由になったものです。「なんごく号」は学生時代に乗ったことがあるのですが、切符の発行間違えからトラブルになり、いやな思い出があります。ほんと、あの時はJR四国ってまだ“国鉄”なんだなぁと思いましたが、未だその雰囲気が残っていますよね・・・。

 高知駅10時50分発で、松山市駅にはほぼ所定通りに到着。早速、フリー切符を購入し、坊ちゃん列車の録音と撮影に取りかかることに。

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2008.5.9 伊予鉄道花園線(市内線) 松山市駅

 バスに接続するかのように13時48分発の坊ちゃん列車がいました。14号機関車とハ-31の編成です。

 この坊ちゃん列車はレプリカで本物の蒸気機関車ではなく、ディーゼル機関車です。ただ、蒸気機関車のように音を出したり煙を出したりと、雰囲気がちゃんと出ています。

 後続電車でロケハンしつつ道後温泉へ。道後温泉でも14号機関車とハ-31の編成の発車を録音。その後にやって来た1号機関車とハ-1、ハ-2の編成では、機関車の方向転回も録音。そのシーンは見ていておもしろいものの、音だけに限ると意外と面白味のないものでした。そのほか、路面電車の音を録りつつ、1号機関車とハ-1、ハ-2の編成の発車の音を録ってとりあえず録音は終了。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)上一万~南町間

 伊予鉄道のHPにあるような坊ちゃん列車のすれ違いのシーンが、HPを見たときから撮りたくなってしまったので、目星を付けていた南町で降りてみました。写真は松山市駅方面行きの安全帯からです。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)上一万~南町間

 まずは古町14時31分発道後温泉行き、1号機関車とハ-1、ハ-2の編成がやって来ます。この時は5分程度遅れていたようです。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)上一万~南町間

 道後温泉へは、古町・JR松山駅前方面からと松山市駅方面からそれぞれ電車が来るので、上手い具合に続行で電車が列ぶときもあります。これぞ、路面電車の醍醐味といったところでしょうか。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)南町

 おねいさんを入れて撮ってみたり浮気をすると、

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)上一万~南町間

 その続行が道後温泉15時20分発松山市駅行きの坊ちゃん列車・・・。_| ̄|○ il||li

見事、目星を外しました。客車のダミービューゲルは、進路構成のために必要箇所で上げているものです。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)南町~道後公園間

 松山市駅15時11分発、道後温泉15時27分着の坊ちゃん列車は、同じ場所で撮ってもしかたがないので場所を少し道後温泉側に移動したのですが、見事、車の波に呑まれました。路面電車の撮影は難しいです。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)南町~道後公園間

 坊ちゃん列車撮影の間に、何度かこの試運転電車を見かけました。乗務員が何人か乗車していましたが、工場出場のようでもなく、乗務員訓練のようでのもなく、なんの試運転なのか不思議な電車でした。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)市役所前~県庁前間

 坊ちゃん列車すれ違いを諦めて、松山城バックのポイントに移動しました。市役所前電停から直ぐのところです。街路樹が邪魔になるので車道に出ていますが、一応、白線の内側です。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)市役所前~県庁前間

 松山市駅15時54分発道後温泉行きの坊ちゃん列車は、なんとか車をかわせました。(隣のコマは商用車が入り込んでアウトですが・・・)

 ちなみに、坊ちゃん列車のと並走して走っているサイドカーが一体となったバイク、これ何て言うバイクなのでしょうね?エンブレム類が見あたらないので調べようがなくて・・・。

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2008.5.9 伊予鉄道城南線(市内線)市役所前~県庁前間

 で、正面から来る道後温泉15時51分発松山市駅行きは、やっぱり車の波に呑まれました・・・。交通量が多いからこればっかりは運次第なのですが。Dsc_7234

2008.5.9 伊予鉄道大手町線(市内線)・高浜線(郊外線)大手町駅

 今回の目的のひとつである平面交差のある大手町に移動しました。平面交差を通過する音を録音しました。しかし、遮断棒が写り込まない踏切には違和感ありますね。(遮断棒は電車に隠れているだけで、ちゃんとあります)

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2008.5.9 伊予鉄道大手町線(市内線)・高浜線(郊外線)大手町駅

 郊外線の高浜線には元京王の5000系が現役で活躍しています。JR線沿線在住であまり京王線を利用しませんが、やっぱりこうして見ると懐かしさがあります。ちなみに、私鉄電車のなかで京王5000系が好きな電車で、カラーリングや装備などから富士急行に行ったのが一番好きだったりします。・・・一度も乗ったことも撮ったこともないですが。

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2008.5.9 伊予鉄道大手町線(市内線)・高浜線(郊外線)大手町駅

 そして最後に、道後温泉17時14分発古町行きの坊ちゃん列車をここで押さえました。録音の関係もありここに1時間半ほどいたのですが、途中から風が吹き出して雨に祟られました。丁度、坊ちゃん列車が来る頃には雨が上がってくれたのですが、体が冷え切るには十分で、すっかり体調を崩してしまいました。ふらふらになりながら宿に行き、とりあえず先に夕飯を食べ、冷え切った体を温めるために道後温泉本館に行って十分に温まったのですが、やっぱりダメでした・・・・。

 最後に、坊ちゃん列車の運用ですが、古町を朝出区したらその日の夜は道後温泉駅で展示線でマルヨ。翌日朝は道後温泉から始まり、そして古町に帰ってくる2日間で回る運用を2編成で回しているようです。

 まだ続きます・・・。

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