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2008年7月 6日 (日)

四国録音の旅・1(つづき)

 四国録音の旅・1の続きです。

 慌ただしく乗った新幹線から岡山で南風15号に乗り換え。これで高知へ直行。

目的は高知運転所のキハ58・28の唯一の運用となった高知1746→阿波池田2057の266Dに乗車することで、ここからずっと俺のターン!!

やっぱり、こう軽油臭のしないものはダメですね。加速するときに紫煙がもくもく出ないと。さっきまでのは(以下略。

 

 あぁぁぁぁ、2000系のターボノイズ最高!!

 一番最初に乗ったときの2000系気動車の印象は強烈でした。

加速時のターボノイズ、減速時にエンジンがひとふかしして動作するエンジンブレーキ。エンジン音を轟かせて山道を突っ走る2000系気動車は、まるでスポーツカーのようで私的には直球ど真ん中でした。音的に。

 今回はそこら辺の音が録音出来れば個人的には大満足なのですが、お仕事的にはこのあとの瀬戸大橋を渡っているときの音でした。

 しかし、岡山から高知まで3時間を切るのは本当に早いですよね。並走する国道を自分の車で走ったことがありますが、えらく大変だった記憶があります。

Dsc_7048

2008.5.8 土讃線土佐山田駅 266D(左) 47D(右)

 高知4分接続で266Dに乗車。高校生の帰宅列車となっているようで、乗車しているのは殆ど高校生でした。阿波池田まで特急で1時間の道のりを3時間かけて戻ります。

 なんで3時間もかかるのかと思いきや、早速、土佐山田の駅で21分停車・・・。特急「南風17号」の交換待ちでした。このペースなら3時間かかるのも頷けます。

Dsc_7054

2008.5.8 土讃線土佐山田~新改間(車内より) 266D

 土佐山田を出ると、四国山脈を越えるためにひたすら上り勾配となります。DMH17H機関が唸ります。2000系気動車のSA6D125H機関のターボがブン回る音とはまた違った、NAの一発一発が爆発しているのがハッキリ判る、これぞ「ディーゼルエンヂン!」という音です。

Dsc_7055

2008.5.8 土讃線新改駅 266D

 スイッチバックの新改駅に着きました。高知からの列車はそのまま駅線へ進入できるので、スイッチバックは発車の時です。

 この駅には2度目の訪問。列車では初めてです。駅前には商店であったであろう廃屋、住宅は周辺には2軒だけ。山々に囲まれた秘境駅です。向こうの山には高知自動車道の高架橋が見えます。

Dsc_7065

2008.5.8 土讃線新改駅 266D

 あれよあれよと日が暮れて行きます。高知から乗車している高校生はまだ乗車してるようです。毎日、この列車で時間を掛けて帰宅しているなんて、本当にご苦労様だなぁ・・・と思いました。私は地元高校でしたが、チャリ通でしたからね。

 高知駅では確認できなかった車番をここで確認しました。高知方からキハ58 198+キハ58 178+キハ28 2152でした。

Dsc_7071

2008.5.8 土讃線新改駅 266D(左) 56D(右)

 266Dは新改駅1847着、1901発で、14分間停車します。14分間停車は特急「南風・しまんと26号」の通過待ちで、列車は1855頃通過して行きます。特急「南風26号・しまんと6号」が繁藤を通過すると信号が開きます。

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2008.5.8 土讃線新改駅構内 266D

 いよいよ266Dのメインイベント、スイッチバックです。引き上げ線に後退して行きます。

 この際、前方監視は車掌が行うためエンド交換を行いません。ワンマン列車の場合はエンド交換を行っているようです。

Dsc_7074

2008.5.8 土讃線新改駅構内 266D

 引き上げ線に引き上げ、信号が開くとフル加速で勢いを付けて本線に進入して行きます。左の線路が本線、その先の分岐、左へ逸れて行く線路が駅線、トンネルの方が本線です。

Dsc_7079

2008.5.8 土讃線新改駅構内 266D

 すっかり日が暮れてしまいました。雑木林に灯りが落ちて、まるで夜汽車のようです。

 

 新改から繁藤までの走行音です。DAT側のスイッチ選択ミス、というか、勝手に間違ったスイッチが入っていたため、音質は良くありません。もう一回、録音できる機会があれば良いのですが、秋で全廃が予定されているのでチャンスがあるかどうか・・・。

Dsc_7080

2008.5.8 土讃線繁藤駅 266D

 高校生が何人か降りて行きましたが、大半はまだ残っています。何処まで帰るんだ?

 この駅では49D、特急「南風19号」と4271Dの2本交換です。4271Dが入ると直ぐに発車です。

Dsc_7090

2008.5.8 266D車内

 流石に繁藤を過ぎた辺りから眠くなってきました。前日からのバタバタで疲れていない訳ありません。ぼーっとしていたら、蛍光灯の脇に豆電球があることに気がつきました。他の形式では豆電球があったかどうか、いままで気にしたことがなかったので定かではないのですが、今後の研究課題です。

 何処まで帰るのであろうと観察していた高校生は、大歩危までで殆ど降りて行きました。しかし、大歩危まで約2時間半。通学時間としては私としては長すぎるように思いますが、これが地方の現状なのでしょうね。

Dsc_7093

2008.5.8 阿波池田駅構内

 3時間かけて阿波池田に着きました。キハ58・28、DMH17Hサウンドで鉄分はバッチリです。到着して暫くすると、到着ホームの隣の留置線に転線します。車内の電気が落とされる前に手持ちでひとカット。三脚を出している時に電気を落とされてしまいました・・・。

 この編成は翌日、阿波池田始発伊野行き733Dに充当されるのですが、こちら側にキハ54が連結された4両編成となります。なので、行き先は「阿波池田」のままです。ダイヤ改正前はキハ54の連結位置が後ろで、キハ58が先頭だったのですが・・・。

Dsc_7100

2008.5.8 阿波池田駅構内

 そして反対側。写真では暗くて判りませんが、行き先は「伊野」となっています。

 一通り撮影を終えて、夕飯を食いっぱぐれていることに気がつきました。鉄分はおなか一杯なのですが、人間のエネルギー源が尽きかけています。食料買い出しも考えましたが、疲労度から考えてそれはやめて、ベンチでぼ~っとしていました。

 阿波池田2137発特急「南風25号・しまんと9号」で高知へ。宿の自販機でカップラーメンで腹を誤魔化し、ビールを飲んで寝ました。

 やれやれ、濃い一日でした。

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